勉強法でよく「繰り返し問題集をするべし」というのを目にします。それはそれで別に否定するものではないのですが、私がやった勉強法では問題集は「たった1回」やったのみでした。
まず問題集の選び方です。基本テキスト(TAC)とは違う出版社のを選びました。実際使ったのがこれ(最新版です)。
2021年版 ユーキャンの社労士 過去&予想問題集【赤シートつき&模試つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
- 作者:ユーキャン社労士試験研究会
- 発売日: 2020/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
なんで違うのにしたかというと、これは正確かどうか分かりませんが、同じ出版社だと基本テキストと連動してます。つまり「基本テキストに載っていない論点が問題として出てこない」という考えからです。これが本当にそうなのかどうか分かりませんよ。
単に私がそう思っただけの理由で、違う出版社にしました。
その中でどうしてユーキャンだったのか。たまたま本屋にあったからです以上。
さて解き方です。択一は5問択一ではなくて○×5問と考えます。○はいいですけど、×は誤り箇所に鉛筆で線を引いてどこが誤りか示します。自信がない時は○ではなくて△(×の時は▼)をマークします。
そして解説を見ます。合ってれば頭に入ってます。間違ってたら残念後でテキスト読み込み。そして、テキストで見たことのない問題と論点をテキストに書き込んでいきます。出版社が違うとこれがザラにあります。
こうして問題集そのものに落書きするから二度と使わないのもありますが、もう一つ理由があります。問題集をやりすぎると、問題に対しての「答え」を覚えてしまいます。論点がどこなのか考える前に「あ、これ○だったな」とか。
本試験で過去問が出ないことはないのですが、近年はひねったり応用したりがあります。基本テキストで知識を蓄えていく方がいい感じです。
ちなみに問題集は一気にやり終えるようにしましょう。問題集→テキスト→問題集…は私には合いませんでした。
選択は特に工夫なく普通にやっていきますが、いまいち自信がない答えには右上に▼か何か書いて、採点の時にしっかり覚えてたかそうでないか分かるようにしましょう。
そしてやる時期ですが、私は7月中旬でした。3倍卓上模試みたいな感じで一気にやり切り、間違ったり記憶があいまいなところを本試験までテキスト読み込みで補完しました。
たった1度しか使わない代物に4000円くらい使う、唐揚げ弁当がいくつ買えるか…必要経費と割り切りましょう。