このカテゴリーでは実際の本試験の場においての心得を書いていきます。第一弾がこれです。
着席時間になり試験官様の尊いご説法があった後、試験開始までけっこう長い時間「無意味な沈黙」の時間があります。そんな時にいろいろ雑念が生じます。
一番ありがちなのが
「合格率6%ってことは、15人に1人しか受からないんだよな。ここには60人くらいいるから、4人しか受からないのか…その中に入れるかな…」
「気持ちわかる」と思った人は要注意。「何をバカなことを」と思った人が大正解です。社労士試験はくじ引きではありません。合格基準に届いた人が合格します。極端、その教室にいる全員が合格(または不合格)することもありえます。
次は、頭の中で忘れないようにテキストの中身をリフレインしている人。これ危険です。ど忘れしてる項目が脳裏をよぎったらめっちゃあせります。勉強が足りていれば試験問題見た瞬間に自然とアウトプットできます。手が勝手に動いてくれますので心配しないように。
あと、決して前のほうに座っている人の人間観察はしないでください。人数の多い試験ですから必ず何人かは「二度と忘れられない奇抜な風体」の人がいます。そうでなくても「毛髪に酷似したお帽子」を着用なさっている方を見つけてしまうこともあります。人間の脳のキャパは有限です。この期に及んで余計な情報を脳に入れないように。
ではどうすればいいか。無念無想です。落ち着く呼吸法でも見つけておいて実践してた方がましです。
私の時はどうだったか。邪念だらけだったのはすでに体験記でお伝えしました。人間、そう簡単に煩悩を捨て去ることはできません。
ただ、今にして思えば落ち着くよう努力することはできたのではないかな、と。
こんな感じで「本番で心がけたらよさそうなこと」を載せていきます。自分ができたかどうかは別にして。