例年4月上旬の受験申込受付開始と共に試験範囲が締め切られ、以降の法改正は試験範囲には含まれなくなります。この日を境にメディアの社会保険労務関係の記事報道はシャットアウトです。
ここまで厚労省のHPで白書の概要や統計の概要を押さえてきた方や報道や出版社HPを見て法改正情報を追ってきた人もこの手間は一段落です(ただし4月以降も若干の追加修正がある可能性もありますので出版社HPはチェック)。
出るかどうかは分からないが、出たら確実に難問に化ける白書・統計・直前改正。5月前後に各出版社が「直前対策テキスト」を売り始めます。
その中で私が活用したのはやはりこれ。
2021年度版 よくわかる社労士 別冊 合格テキスト 直前対策 一般常識・統計/白書/労務管理
まだ商品画像がなくて予約販売(4/26発売)ですが、これを速攻で手に入れて3読はしておきたいところです。そこから模試に行く人は模試に臨みましょう。
ちなみに、同じTACでありながら科目分冊になっている「よくわかるシリーズ」に手を出さずに直前対策別冊だけ買うのは理由があります。
その一、コストがかかる。その二、ページ数が膨大になりすぎる。その三、直前対策買うまで存在を知らなかった。
毎年「出る出る詐欺」とも言われる直近改正ですが、実は2-3年前の改正がけっこう危険です。特にパ有法(パートタイム・有期雇用労働法)の存在が気にかかります。コロナ改正の出題見通しについてはまた別の日にやりたいと思います。
直前対策テキストを読んで「はーそうなんだ知らなかった」という項目が多いほど、普段不勉強の証しですので、そういう人はネジを巻きなおしましょう。