半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

試験に向けた準備(14)「模試を受けるなら徹底的に」

徹底的に、とは「ともかく回数を重ねろ」という話ではありません。

 

先日「会場模試の是非」を書いた記事で「成績を気にするな。雰囲気を気にしろ」と書きましたが、本試験に向けて知識だけではなくて試験の流れそのものが大きな要因になってきます。

 

そのため何回も受けるのはおすすめしませんが、あえて受けるとしたら「本試験と同じ状況で受験するべし」です。すなわち、試験会場まで1時間かかる人は1時間かけて交通機関で行く。本試験で泊りになる人は家の近くに模試会場があったとしても、あえてビジホかどこかに泊まるわけです。

 

普段慣れていない行動を本番でいきなりやるのはリスクが高いです。以前話をしましたが、自分の持てる力はいろんな外的要因で100%発揮できません。

 

あえて当日に近い状態で模試を受け、点数以外の部分でもよりよい方向にフィードバックさせると模試の高いカネに見合った効果が生まれると思います。

 

勉強したいなら別に模試受ける必要はないです。過去問集一冊買ってやれば済みます。慣れない交通手段または慣れない宿泊先で試験前を過ごすことにより何が起きるのか、昼飯はどうすればいいのか、そこを確認していきましょう。

 

「お金がもったいねえよ」という人におすすめなのは「前日3時間しか寝ないで模試受ける」です。試験前夜酒にもクスリにも頼らずに熟睡できる神経をお持ちなら話は別ですが、だいたい寝付けません。何しろ「失敗したらまた来年」ですしね。

 

どんなパフォーマンスを発揮できるのか確認したら、自ずと「到達しておかなければならない知識量」も分かるでしょう。体調がすぐれないと信じられないポカをしますよ