ある問題で「答えはこれ」と選んだ後に「待てよ、もしかしてこっちかも」と考えることがあります。最初は答えと思ったけど、何か読んでいるとどうも怪しく思えてくるし、他の肢も明確に否定できない。なんか別のほうが正解に思えてきた。でもこれで間違ってたらどうしよう。
よくあること…だと少し困るのですが、往々にしてあることです。
さてそんな時修正しますか?しませんか?
明確に正答の理由が導き出せていない以上、考えるのは無駄です。時間があればウンウンうなっている間に思い出せるかもしれませんが、それができない時何を信じるか。
「最初の直感」です。
なぜかというと、一つは「自分の中の何かがそれを選んでいる」からです。スピリチュアルな話ではありません。記憶回路が無意識に選んでいるということです。
もう一つは「後悔が少ない」です。迷う時間が長ければ長いほど、裏目に出た時の精神的ダメージが大きいです。迷ったときは最初の直感に従ってさっさと見切りをつけることです。
さらに、その迷いの結果は合否には関係ありません。例えば「最後の最後で書き直して間違えた。おかげで1点差で落ちた」場合、他の問題も間違えているのにどうしてその選択の誤りだけ気にしてしまうのか。運ではなくてただの不勉強なのではないか。そう考えることです。
そう考えると、「最初の直感」を信じて即断即決が一番後に引きずらない方法と言えます。
私はこの切り替えがなかなかうまくできずに「悩んで書き直して間違えて落ちた」を今でも引きずっています。合格して登録までしてんのに、もう何年も前の話なのにいまだに夢に見ることがあるんですよ。
まあ、その1点で「天国と地獄」ですから仕方ないかもしれませんけどね。