これは「横断整理学習に関して解説し是非を問う記事」ではなく、純粋に私が知らなくて、そしてやらなかったことに対して、ちょっと思う感想です。
同じような項目について、科目別や科目の中でもケースに応じてとらえ方が違ったり期間や金額計算が違ったりしています。これは非常に混乱するまぎらわしいケースです。単純なところでは、こっちでは1ヶ月以内なのにこっちでは30日かよとか、こっちは通算3日なのにこっちは連続3日かよとか。
そういうものを一つに集めて、図表なり何なりにして一か所にまとめて整理するのが科目の横断整理学習のようです。似たようなもので間違いやすいものを論点整理する形式という感じでしょう。
とすると、ただひたすら純粋にテキスト通り覚えていった私は「縦割り勉強」とか「縦断勉強」でしょうか。特に他科目との比較を考えたりは(試験勉強では)しませんでした。この項目はこう。この項目はこう。この項目はこう。ただその繰り返しです。
そしてたぶん、個人的見解ですがこの横断勉強系って、基礎学習が相当しっかりできていないと混乱しかねない気がします。各科目について十分学習ができており、その上で「ポカミス」を避けるための学習としては有効なのでしょう。
やるべきかやらないべきかは、私はやっていない以上分かりません。縦断勉強しかしてませんので。ともかく頭に叩き込む時は縦断で、アウトプットの正確性を試したいなら横断でもいいと思いますが、必須かどうかは判断しかねます。
興味のある人はテキスト買ってみてもいいかもしれません。ただ、勉強のかなり最終盤、よほど各科目各項目について通暁した時点で読んでいく本ではあるのかな、と思います。
TACからでよろしければご参考までにどうぞ。
ちなみにこの手のテキストですが、私は何冊もテキストは買いませんでしたが、別にそれは独学の信念とかそんなことではなく、主はただのケチだからです。
別に買ってみて、読んで、役に立ちそうなら熟読し、自分に合わなそうなら放置でいいと思います。何万円もするもんじゃないですから。