これは統計があるわけでもないので確実なことは言えないのですが、「自分は独学で一発合格しました」と言っている人はネット見てるとけっこう多い気がします。ただそれだけで「独学でも簡単に一発合格できる試験」なのかどうかにつながるかは疑問です。
理由は、独学一発合格の定義があいまい(予備校通った次の年独学で受験したらどちら?)であることもありますが、例えば独学で8回目で受かりましたっていう人より、一発合格した人のほうが情報発信しやすい(言いやすい)から目立つ、ということも考えられるからです。
実際、独学かどうかは別にして一発合格できるかどうかは、勉強量と運としか言いようがありません。私も1回落ちてますが、書き直し足切り1点差不合格ですので、まかり間違えば一発合格できていたわけです。
それなりの時間と圧をかけてまんべんなく基本項目を押さえていくことができれば、一発合格は狙えるとは思います。もっともその「基本項目を押さえる」のにかかる時間と手法は人それぞれではあるでしょう。
あと「合格者は平均何回試験を受けてますか」という質問です。これもよく分かりませんが、たぶんアンケートか何か取ったら「3回」あたりが中央値になる気がします。特に根拠があるわけじゃないですが、よほど「足切り1点の沼」にハマらない限り、4年5年6年とあきらめず年数重ねて受験続けられる人は少なくなっていくと思います。なので3回あたりが中央値になるのではないかな、と。実際問題、あまり意味のない数字です。
まあ一発合格がどれほどの難易度か知りませんが、一発だろうが八発だろうが「今年は決めてやる」という信念を持って実行することが大切でしょう。
年一度きりの試験ですので、この勉強を1年やるのは本当に疲れます。「また来年」のショックは大きいですから。