少し時間が経ったので、ここまでの「私なりの独学勉強法」をまとめます。詳細はカテゴリ「独学勉強法」にて。
・市販テキストをただひたすら、一文字も抜かすことなく読み進める。何周も何周も。最低10周が望ましい。
・最初の3周は疑問を差し挟まずただひたすら読み進める。文字通り頭に叩き込む。
・次の3周で「原則」「等」「その他」などの文言に注目し、分からないところにばんばんフセンを貼っていく。一通り貼り終えたら、ネットなどで調べて補記する。
・それを繰り返す。ページレイアウトを覚えてしまうくらいまで、キーワードを出されたらそのページが頭に出てくるくらい読み込む。
・最後の1ヶ月で初めて問題集に手を出す。解くのは1回限り。2回目以降は理屈抜きで答えを覚えてしまう危険性がある。
・自宅模試は受ける。ただし時間は本試験の時間に合わせる。
・公開模試は受けない。必要性を感じない(受けたい人は受けていいけどその時間でテキストを100ページは読める)。
・試験直前までただひたすら読む。ただひたすら頭に入れていく。どんどんとスピードが上がるはず。
ただこれだけです。最初から理解しようとしなくてもいいです。途中からふっと理解できるようになります。最初から理解しようとすると勉強に嫌気がさします。
ノートにまとめもしません。蛍光ペンでアンダーラインも引きません。付属の赤い下敷きも使いません。テキストはすでに「最重要論点がまとめられたもの」であり、それをまとめる必要はありません。
フセンやインデックスも必要ありません。十分読み込めば、テキストのどのあたりに何が書いてあるか覚えてしまいます。
赤い下敷きは目が痛くなるので苦手です。
回数をこなすことが大切ですので、他のテキストをたくさん買ったりページ数の多すぎるテキスト(例えば10冊くらい分冊になっているテキスト)で勉強するには不向きです。時間がかかりすぎて頭から抜けていきます。速読法をマスターしている方は挑戦してもいいかもしれません。
高速回転全文読破ブン回し、お金を使わないようテキストは1冊(統計白書対策のある直前対策本は買います)。
最大のコツは「毎日休まず」です。40度の熱が出ようが3次会まで連れまわされて泥酔してようが、少しはテキストを読む癖は手放さないようにしましょう。