半分野良猫な社労士の憂鬱

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受験生はコロナワクチンを打つべきか

コロコロ変わるコロナワクチン接種ですが、大学及び職域といった大規模接種の話も出てきています。小規模自治体で65才以上の接種が完了したところはすでに64歳以下の接種も始まっているように聞きます。

 

地域差・職業差はあれワクチン接種がいよいよ本格的なものになってきました。ただ、希望者全員が打ち終わるのがいつの日かは分かりません。またここにきてワクチン供給に若干の不安要素も出てきています。

 

では、受験生はワクチンを打つ機会があれば打ったほうがいいのか

 

ワクチン接種は2回が基本で、間隔を2週間以上開けるようになっています。1回目の接種での免疫獲得率は40-50%、2回目では90%前後というのが治験の結果らしいです。

 

接種から1-2週間程度で免疫獲得できるとのことですので、初回接種から2回目接種、高確率の免疫獲得まで1ヶ月といったところでしょうか。

 

この計算と現在の接種スピードで行くと、試験前2週間すなわち「感染したら隔離されて試験そのものが受けられなくなる」という最悪の事態を回避する免疫獲得を想定した場合、初回接種は少なくとも7月中旬にはしておかなくてはならなくなります。

 

そのスケジュールで接種できる人、どれだけいるんでしょう。大半が「1回接種もしくはしてない」で試験に突入することが想定されます。

 

では少なくとも受験生にとってはワクチンは無駄なのか。個人的見解ですが、たとえ少しでも免疫獲得できるのであれば感染リスクは少なくなります。感染して試験そのものを受けられないリスクに比べれば、打つメリットは存在します。

 

無論副反応にも留意が必要ですので、打つ打たないは個人の判断です。ですが1回接種でも少しは効果が期待できるのであれば、したほうがいいのでしょう。

 

問題は「接種日が試験直前になる人」です。副反応によっては体調不良が発生し試験日まで続く可能性は否めません。接種スケジュールはよく考えましょう。