半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

禁断の話題「カンニングについて」

こういう話に切り込むのもうちのブログぐらいでしょうか。もっともそこまでして合格したい人もいるかもしれません。カンニングは何世紀も前、中国の官僚試験「科挙」の時代からあったそうです(服の中に一面論語か何か書いてたそうです)ので、今に始まったことではないのでしょう。

 

もっとも科挙試験は口頭試験もあるそうなので、カンニングしたところでメッキがはがれるのは時間の問題だったのでしょう。

 

さて社労士試験におけるカンニングですが、口頭試験こそないものの個人的にはあまり現実味があるとは思えません。試験範囲が膨大で、不良学生が学校の試験でやらかせるレベルの手法ではとても無理です。なら数字系だけでも何かに書いておいて、と思うかもしれませんが、試験に出る程度の数字は覚えてなきゃいけませんし、それくらい覚えていないと他のところも覚えられているか怪しいものです。

 

さらに「バレたら一発退場」のリスクがあり、メリットが見合ってない気がします。そのメリットも「覚えておいて当然のものを覚えていない」というデメリットから、仮に合格したところで後々それこそメッキがはがれることになるのでしょう。

 

そうは言っても過去にはやった人がいるんでしょうかね。いろんなものが持ち込み禁止になっています。スマートグラスなんて考えもしなかったですが、受験案内で明確に禁止されている以上過去に事例があったのかもしれません。

 

そこまで追い詰められる人もいるのかもしれませんが、それはもともとの不勉強のツケであるだけですので、カンニング考えたり細工なんかしているヒマがあったら1科目くらい覚えられますからまじめにやりなさい、としか言いようがありません。

 

あと、学生時代のカンニングはまだ笑い話になりますが、社労士試験のカンニング墓場まで持って行くことになります。たとえ合格したところでそんな余計な荷物を人生行路持って歩くのは少なくとも私はうっとおしくて嫌です

 

真剣に勉強していれば必要すらないのですから、悪魔のささやきに乗らないようにしましょう。ごくごく当たり前のことなんですけど。