誰がどのタイミングで社労士受験を決心するか分かりませんが、とりあえず残りほぼ1年の今から受験を決めた人に向けていろいろとお話をします。
試験まで1年あると言っても、その1年はあっと言う間に過ぎます。俗にですが「合格まで1500時間の勉強が必要」と言われていますので、単純計算でも毎日勉強したとして1日あたり4時間は勉強していく必要があります。
もっとも地頭の良さとか勉強方法とかにもよりますので1500時間以下でも以上でも保障できませんが。
独学でやると決めたということは市販テキストで挑戦することを決めたということだと思います。ただ新年度対応テキストはどの出版社も10月くらいに発売になりますので、待っていたら勉強期間は10ヶ月足らずということになります。
テキスト出るまでただ遊ぶのはもったいないですので短期間の付き合いですが今年度のテキストを買って読んでみるかしていたほうがいいです。法改正されている部分はありますが全体の数%程度でしょうから無駄にはなりません。
注意点は、10月になって新年度版テキストを買う時に「出版社を変えてはいけない」ということです。同じ銘柄の新年度版を買うようにしましょう。
ちなみに私が独学時代に使ったテキストはこれです(2022年試験対応版・他のテキストはこちら)。
さらに上を行きたい人は厚生労働省のサイトで厚生労働白書読んだり統計見たりしていてもかまいません。
そのあたりの勉強方法は当ブログの「独学勉強法」カテゴリに集約していますので興味がある方はご一読を。ただ、けっこうクセのある勉強法ですので万人に向くかと言えばそうでもないですし、やったからといって合格は請け負いかねます。
最後に、独学者はその孤独さゆえに試験にたどり着く確率がスクール組より低いです。圧倒的に。モチベーションをどう保つか、どちらかと言うと勉強よりこちらが大切な気がします。
人生に密接に絡んでいる&面白い分野でもありますのでぜひ挑戦してみてください。