今年は例年より1週間ほど早く合格が発表されます。試験が早かったせいでしょうか。それともマークシート電算システムを向上でもしたのでしょうか。
それはさておき、合格発表日が待ち遠しい人や補正待ちでパンドラの箱もといシュレーディンガーの猫の生死を確認したい人は多いと思います。そこで、合格発表で注意することついてお話をしていきます。
合格発表が一番早いのは「官報」です。全国各地にある官報販売所で官報そのものを買うか、ネットで官報を見るかです。これが朝8時半です。
この時点では合格者の受験番号しか分かりません。そして番号を見る時の最大の注意点
「縦に見てはならぬ」です。
というのも、例えば001、003、005、007と奇数の人が合格していたとします。その時の番号の並びは3列ですが
001 007 013
003 009 015
005 011 017
とはなりません。
001 003 005
007 009 011
013 015 017
のように3列並びです。と言うことは単に縦に見ていくと例えば「005」の人がぱっと見て「001の次は007か。落ちた!」と慌てることになります。よく見ましょう。
そして9時半になると試験センターオフィシャルサイト及び厚生労働省での発表になります。この時点でようやく合格者番号だけではなく、受験者数・合格率・科目別点数分布等が公表されます。厚生労働省サイトでは「報道発表」のカテゴリにありますので注意。
いずれのサイトも定時には重たくなりますのでそこもご注意を。
そして例年であれば各都道府県社労士会にて番号貼りだしがあるのですが、今年はコロナ禍ですので密を避けるためどうなるか分かりません。あまり期待しないように。
番号見る勇気がないよーという人は郵便を待ちましょう。今年の10月から普通郵便の翌日・土曜配達がなくなるのですが、書留はその制限が無いですので合格した人には土曜日か日曜日に書留が届きます(俗にいう「大きなつづら」)。残念ながら不合格の方はハガキ(俗にいう「小さなつづら」)が来ますので、月曜日の配達になるでしょう。
悲喜こもごもの決着がつく一日です。心して待ちましょう。