悲喜こもごもに決着がつく運命の1日です。誰もが(私のような一部の例外を除いて)合格発表を朝早くから待ちかまえることでしょう。
さて、この日に合否の別なく「してはならないこと」があります。それは「受験票を捨てること」と「成績通知ハガキを捨てること」です。
前者から行きます。受験票は合格者にとっては「最大の記念」になります。できれば官報販売所で当日の官報を買って(当日でなくても過去の官報はしばらく売ってます)記念にしましょう。残念なら不合格の人は「翌年の受験資格証明」にできます。また大学の卒業証明や資格のコピーを取りたいなら話は別ですが、受験した証明は成績通知ハガキで代用できます(むしろそちらのほうが確実)ので保管しておきましょう。
次に「成績通知ハガキ」です。合格者は合格証書が入った簡易書留郵便の中に入っています。ちゃんと底まで確認しましょう。これも合格の記念になります。再発行なんかしてくれませんので大切に保管しましょう。
残念ながら不合格になった場合はハガキとして郵送されてきます。不合格なら破って捨てたくなるところですが、ぐっとこらえて我慢して保管しておきましょう。いずれ合格した時に、自分のたどった軌跡の記念になります。
合否どちらに転ぶにしても、安易にゴミとして処分してはいけません。いつか「捨てなきゃよかった」と思う時が来るかもしれないからです。それほどかさばるものでもないし縁起の悪いものではありませんから、大事に取っておきましょう。