半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

社労士試験、1点に泣く人の数は多い

合計点では合格基準を満たしているものの、選択式で科目2点を取ってしまい補正なしで不合格、はたまた択一式合計点であと1点が足りず不合格、科目で3点を取ってしまい不合格という「あと1点に泣く人」は、合格者の倍以上存在します。

 

裏を返せば、合格レベルにある人は数千人はいるんじゃないかと思います。なのに合格率1ケタ台という「狭き門」が社労士試験の特徴です。

 

中には「書き直して落ちた」という人もいます。1年目の私がまさにそうでした。最後の最後書き直していなかったら合格できてました。今でも夢に見ます。

 

また「択一60点台、選択30点台」という高得点をたたき出しながらも「科目足切りに遭ってしまうという不運な人もいるでしょう。

 

総合力では合格してもおかしくないのに落ちてしまう。ここを分ける1点2点って何なんだろうか、というのが「社労士試験」だと思います。

 

多くの人が「ポカミス」でこの1点を失っているわけではなく(まあポカもあるでしょうが)、意表をつかれた問題で点を失っているケースが多いと思います。つまり初見問題です。特に範囲が広く傾向がつかめない一般問題はこの傾向が強いでしょう。

 

とはいえ、また別項で話をしようと思いますが試験範囲全てを網羅し理解することはほぼ不可能です。統計白書くらいは押さえてしかるべきだとは思いますが、そこから出るとは限りません。また初見問題は基本科目でも出ます。

 

見たことのあるところ、勉強したことがあるところはほぼ確実に取れるようにするというのが大切ですが、その勉強と勉強範囲を広げるところに矛盾というかジレンマが存在します。

 

とはいえ、あと一歩まで来ていた方は試験勉強に手を抜かなければ、いつか「取れる」日が来ると思います。それは来年かもしれませんし、来年ではないのかもしれませんが、ともかく受験してみないと分かりません。

 

リベンジを狙う方は「今度こそ俺の出番」という気持ちを強く持ってください。

 

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