合格不合格問わずぜひチャレンジしていただきたいと思います。持ち帰った試験用紙はいろいろ書き込んでいると思うので、試験センターオフィシャルページに掲載されている試験問題を見ながら。
たぶん、一通り自己採点や振り返りをしている人であれば選択問題は簡単なものだと思います。下手すれば満点取れるかもしれません。
問題は択一式です。これはなかなか「答えを覚える」というわけにはいかないと思うので、挑戦するなら択一式です。
なぜこんなことをするのか。合格した人は、たった2ヶ月でどれだけ知識が落ちているかを実感していただくためです。実際問題をやってみると「何でこんなものが解けたんだ?」と思うと思います。そこから、日々勉強していないと細かなところはすぐ忘れてしまうということを痛感していただきたいのです。
残念ながら不合格の人にとっては、知識が抜けていくというところもあるのですがこれからの勉強方針を考えてもらうためでもあります。どんな傾向の問題でつまずいたのか、見たことのない問題はどこから持って来られているのか、見たことがあるにもかかわらず解けなかったのはなぜか。ここを振り返ってもらい、来年に生かしていくわけです。
これを合格後すぐとか1ヶ月とかでやってもいまいち意味がありません。2ヶ月くらいたっている今がちょうどのタイミングだと思います。
「またあれやるのかよ」とうんざりするかとは思いますし人によっては軽いトラウマになっていて「試験問題見るのも嫌だ」になっているかもしれませんが、そこを何とか乗り越えて、ちょっと挑戦してみてはどうでしょうか。