社労士合格して社労士登録しようとする時に、少しひっかかる問題です。社労士政治連盟(政連)が何かは別記事にありますのでそちらをご参照ください。
その記事でも少し触れていますが、「社労士会」と違って加入は任意ですので入らなくてもかまいません。ただ「入らないか」と勧誘はされます。
都道府県によって温度差はありますが、加入率が極端に高いかと言えばそうでもないらしく、中には加入率6割くらいの県もあるようです。
政連自体がロビー団体みたいなもので政治家とつながりを持とうとする組織なだけに「与党にすり寄る」みたいな印象があって、野党支持者や政治に無関心な社労士は敬遠したりするんでしょうかね。
前述のとおり入らなくても別にペナルティはありません。
ただ、政治連盟として何に力を入れているかと言うと「第9次社労士法改正」です。主な中身は、例えば「簡易裁判所代理権をよこせ」とか「120万の代理権制限を撤廃しやがれ」とかです。あと面白いのは「社労士も正式名称にしろ」です。略された名称のほうが有名な資格だかららしいです。
言い方は悪いですが、社労士としてのメシのタネの拡大のために政治に働きかけています。その方向性に賛同する人は加入してもいいのでしょう。別に加入してなくてもその恩恵は受けられるんですけどね。
国政選挙の時は「この人を推薦してますのでお願いします」って話が回ってきますが、そんなの選挙前には他からも山ほど回って来るので特に気にしていません。
と言うことで、入る入らないはもう個人の判断です。年会費を出しても入りたいと思えば入ればいいし、そうでなければ入らなくてもバチは当たりません。
お悩みの方をさらに悩ませる話になりましたが、私もあまり目つけられたくないのでこんな言い方になります。
ちなみに私は政治連盟入ってます。登録の時に申込書言われるままに書いてたら知らないうちに入ってました。