社労士に関わらずですが、独学で資格試験に挑む方たちは基本的に「孤独」な戦いを強いられます。質問できる講師もいなければ見えるところにライバル・仲間がいません。一人で机に向かい、一人でテキストを読み、一人で問題を解き、一人で調べなくてはなりません。
もっともそれが「独学」というものですが、情報通信技術の進歩によりネットを介して同志とつながりを持つ、ということもできる時代です。
今回はその是非について考えてみたいと思います。
例えば自分でSNSで「勉強やってます」と情報発信してみたり、また他のSNSをやっている受験生を見たり、連絡を取ったりすることは良い面と悪い面があります。
良い面としては「仲間の存在を感じられてモチベーションになる」「いろいろ情報を得られる」でしょう。ある意味このブログもそうかもしれません。中身が適切かどうかはみなさんの判断に委ねますし、まあ双方向ではありませんが、何かの助けになってれば幸いです。
反面、やはり時間を取られるということも忘れてはいけません。読むこともそうですが記事をアップすることも、たとえ短文でも時間が少しはかかります。また勉強中に「今日は何を出そうかな」と考え始めると本末転倒です。
私が受験生時代は社労士関係は見ないようにしていました。2年目にいたってはオフの時間はネットすらしていません。もともと資格勉強は我の道を行くタイプだからかもしれませんが。
まあ情報化の時代、良いヒントに巡り合えたりモチベーションを高められたらそれは少々の時間の犠牲よりメリットがあるかもしれませんが、のめりこまないようにしたほうが良さそうです。