長丁場の社労士試験です。計画的に勉強を進めていくと効率的ですしモチベーションも保てます。
では、自分の勉強計画を立てるためにはまずどうすればいいのでしょうか。答えは「勉強計画なんか立てずに3ヶ月勉強する」です。
ちょっと何を言っているのか分からないという人は多いと思いますので解説します。勉強の計画というのはいつどの時点までに何をする、どこまでたどりつく、を決めなくてはなりません。
と言うことは、自分が「どれだけの時間で何ができるか」を知らなくてはいけないわけです。1km走るのに何分かかるか分からない人がフルマラソンの目標タイムを決めることができないのと同じです。
初めて社労士試験に挑戦する人、初挑戦ではないけれど意識したことがない人は、まず3ヶ月の間やみくもに勉強をして、自分がどれだけのスピードと能力を持っているか確認しなくてはなりません。
また3ヶ月取り組むことにより少なくとも全科目を何周もできます。得意不得意も分かります。そこではじめて「計画を立てる準備ができる」わけです。
10月のテキスト販売よーいどんで勉強始めた人は元旦に決める「一年の計」でこれができます。
で、闇雲の勉強すると言っても勉強法は決める必要がありますし進捗を客観視できるように百均でダイアリーでも買ってきて毎日「勉強日記」をつけるとやりやすいです。ただ長々と書く必要はありません。勉強時間、科目、進んだページ数なり問題数、詰まったかどうかだけでいいです。
この資料がないと勉強計画は企画倒れになります。
ちなみに私が受験した当時、勉強計画を作ったかどうかですが、作っていません。ただやみくもに試験日まで勉強していました。一日3時間以上毎日ということだけは決めていましたが。
計画的に勉強したい人はぜひ自分の「能力」をまずつかむようにした方がいいと思います。