うちの会社はオフホワイト企業なのでそれなりに法令に則った就業規則や運用がなされているのですが、かねがね「取り扱いがあいまいだからはっきり明文化して決めりゃいいのに」と思っていた「とある労務管理上の取扱い」がありました。それが先般、何か問題でもあったのか取扱いについて明確にルール化されました。
それはそれでよかったのですが、問題は中身。グレーゾーンだったものが法令に照らし合わせると「グレーどころかブラック」という、アウトな代物に化けてしまっていたわけです。
いちおう指揮命令系統に基づき直属上司に具申したところ「上に言って」というありがたいお言葉を賜りましたので、3段飛ばしで労務管理の権限を持つ「上」に直々にご指摘させていただきました。社会保険労務ハンドブック片手に。
だいたいいつも「おーい半野良」と呼ばれてからお答えをする立場で、勤務社労士としては大半遊んでいる状態なのですが、さすがに今回ばかりはかなりまずいレベルの話でしたので。
と言うか、こういう時にあらかじめ私に聞いとけと(笑)
まあ、諸事情で詳細は伏せますが勉強してたら基礎中の基礎レベルの話だったりします。簡単だからこそ「これでいいだろ」と決めてしまったのかもしれません。
労務管理・人事総務の仕事は一切してない私ですが、いちおう勤務登録してますので目に余るものはこちらから言うようにはしてます。
今回の直訴は「無礼討ち」になることなく、即座に修正が受け入れられました。
ちなみにいつもいつも目を光らせているかというとそうでもありません。自分の手元が忙しいので。今回はたまたま。
就業規則やその取扱いも機会があれば意見具申せねばと思うことがいくつもありますが、だいたい酒の席で話をするタイプなので、コロナで機会がなくなってます。