以前も似た話をした記憶があるのですが、やはり日頃の他愛もない話の中で「労働社会保険諸法令」の話が出てきたりします。それも私が社労士だと知らずに、です。
今回あったお話は雇用保険の話(まあ失業保険という言い方をされますが)。これはこういう制度でこういう時はハローワークでこうして、こんなになったらこういうことをするんですよ、これはこうなっていますよという解説をします。もちろん一般論・紳士のたしなみの範囲で答えます。
そうしたら「なるほどー。助かったけど、普段こういうことで困ったときにどこに相談したらいいんだろうねえ」という話になってしまいました。
開業とかしていたり、勤務でも話の相手が社内の人ならば「俺、俺。俺社労士」という話にもなるんでしょうが、相手が社外の人でしたので「闇に隠れて生きる勤務社労士」としてはなかなかそうもいかず「失業保険(わざと)ならハローワークでしょうかねえ。あとはどこかの社労士さんでしょうか」と。
まあ別に勤務とは言え社労士ですから資格を隠す必要はないんですが、個別具体例に対して「具体的に教えてよ」とか「代わりにやってよ」とか言われると面倒なので闇に隠れてます。社労士なのに名乗る相手を選んでいるという不思議な状態ですね。
まあ社内でもあまり社労士だって言ってないんですけどね。総務の仕事してたら「わしに聞けやー」と言うのでしょうが、別の仕事している上に何でも労務アドバイザーにされたらたまりません。相談料とるぞと言いたくなります。
しかし意外と相談先って悩むものなんですね。