今の時代、スマホやパソコンで検索かけたら何でも調べられます。社労士試験の傾向と対策、効率的な勉強法、体験談。このブログを見ている人の中にはそういうものを追い求めている人もいるでしょう。
翻って私の場合はどうだったか。実は、この手のネット検索を始めたのは「合格後」です。勉強法は「読んで覚える」でしたのでそのスタイルは変わりませんし、合格基準点の増減も一回目の試験受けた後に知りました。一般科目の対策は一回目の試験の後「こんなのも出るんだ」と思って厚労省HPにたどりついています。
つまりかなり遠回りをしていたな、という感じです。
これは試験だけではなく社労士そのものについても同じです。合格後どんな手続きが必要か、いくらかかるのか、具体何をする仕事なのか。全部合格した後に調べ始めています。
別にそういう主義なわけではなく、単に必要性を感じなかったというか考えもしませんでした。性格なのかもしれませんね。
敵を知り己を知れば百戦何とやら、と言いますが敵も己も知らないまま試験勉強に突入して、かなり遠回りをしています。今こうやって当時を振り返ってブログを書いているのは、私の勉強法や体験談が万人に通じるものではないにしろ、糸口を探している人の一助になれば、私みたいに闇雲に突撃するのではなく、何かヒントをつかんでもらえればとの思いです。
「人の行く 裏に道あり 獣道」みたいなことを地でやった私が今にして思うことでもあります。