社会人になりたての頃、営業職だったので上司に「腕時計はいいやつをつけとけよ。客に足元見られるぞ」と言われたので10万円超えの某有名ブランドの時計を買いました。
以来その時計を使っていたのですが、何年か使っているうちに電池交換が面倒になったのとベルトがチタンの分際で壊れやがりましたので、それ以降どうでもよくなってホームセンターで売ってる980円の腕時計をしていました。電池交換なんかせず止まったらまた買う、こちらのほうが安上がりです。
安くてもそれなりにフォーマルに見えなくもない時計ですのでそれでよかったのですが、やはり安物。本体の電池よりバンドのほうが先にイカれてきます。
で、先日思い立ってもともと持ってた時計を修理に出しました。電池が切れて何年も経っていて、時計屋の人に「電池が液漏れしてたらアウトだからね」と言われましたが、幸い(と言うかかなりの幸運だったらしい)液漏れはなく、電池交換とバンド交換で見事蘇りました。
とはいえバンドは純正ではないのですが、別に気にしません。ムーブメントも狂いなく動いています。
まあいろいろ思い入れもある時計なので蘇って良かったです。
ちなみに社労士試験は「ホームセンターの980円の時計」で乗り切りました。おおまかの時間さえわかればそれでいいですし。本試験ではスマホ持ち込み禁止、会場に時計があるかは不明ですから腕時計の一つは持っておいた方がいいです。
最近はスマホで時間が分かりますので腕時計をしない人がけっこう増えていますが、私はいまだに腕時計派です。しかもアナログ時計。別に秒を争うような人生は送っていませんので。
いかんせん高い時計ですので、あと30年は動き続けてほしいものです。新しいモデル買うお金ないもん。