半分野良猫な社労士の憂鬱

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なぜ休憩は1時間なのか

労基法によると、労働時間が6時間を超え8時間以下なら少なくとも45分、8時間を超えると少なくとも1時間の休憩を労働時間の間に取らせないといけません。

 

ところで一日の法定労働時間は8時間です。8時間は「8時間超」ではないので、普通なら45分の休憩でいいはずです。なのに日本の企業の多くが1時間休憩を設定しています労基法通りにやるとすれば45分でいいはずなんですが、なぜなんでしょう。

 

理由は至極簡単です。36協定がない企業はそれでもいいんですが、36協定がある企業の場合、残業を命じる場合があります。所定労働時間8時間休憩時間45分の企業が社員に残業を命じると労働時間は8時間を超えます。すると残業終了までのどこかで残り15分の休憩を与えないといけなくなるわけです。

 

だったら最初から1時間にしといたほうがややこしくないわけですね。ただ考え方を変えれば、8時間超の労働であれば何時間労働しても、例えば16時間労働してどんなにおなかがすいても「おじいちゃん、ごはんはお昼に食べたでしょ」状態で休憩を与えなくてもいいと言う悲惨な状況も生まれますので、45分昼休憩、残業時に15分の軽食休憩を入れるという就業規則の作り方もあります。

 

ちなみに休憩は1度に取らないといけないのでしょうか。これは分割して与えてもかまいません(法に規定がない)。例えば10時から10分、12時から40分、15時から10分とかでも大丈夫です。ですが、例えば「5分の休憩を12回」などという常識的におかしい分割の仕方はだめですよ、というのが通達であります。

 

余談ですが、義務教育~高校の昼休み時間はだいたい45分です。学校は社会に出ることを学ぶ場ですので、45分昼休憩を経験させているのかもしれませんね。

 

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