いよいよ社労士試験が迫ってきました。毎年第4日曜日と試験日が決まっているようで、今年2022年も8月28日と日曜日の試験となります。お勤めの受験生もさぞ多いというのは試験データからも分かりますのでそんな方々に「ぜひしておくべきこと」をお話します。
多くのサラリーマン受験生がすでに試験日前に年次有給休暇を設定していることと思います。猛者になると、ここで一気に付与されている年次有給休暇を投下して、時季変更権の行使をたくらむ使用者と真っ向勝負していることでしょう。
それはそれでまあいいとして、私がお勧めするのは「試験翌日の年次有給休暇取得」です。
何で試験勉強の必要もない翌日に年次有給休暇を取らなきゃならないの?と思う人もいると思いますが、これは私の体験からです。はっきり言って社労士試験、すごいスタミナを使います。もちろん試験直前の密度の高い勉強期間の疲れもありますが、本番当日は朝から夕方まで脳みそフル回転です。相当スタミナを消費します。
ましてや早いところでは夜には解答速報が出ます。答え合わせに挑む人もいるでしょう。その結果がどうあれ、それもまた気力を削いでいきます。
とすると、翌日仕事なんてできるわけがありません。マラソン大会の次の日に朝から仕事に出ていくようなものです。脳みその疲れですからそれよりひどいかもしれません。
そう考えると、試験翌日に休みを入れておくことは合理的だと思いますし、実際私も過去2回の社労士試験では翌月曜日は年次有給休暇を取得しました。
もちろん有休を取るためには仕事の整理や事前の根回しが必要です。法律をタテにして有休取得の権利を振りかざすより、円満に取得できるよう事前準備をしておいたほうがのちのち「たたり」がなくて済みます。
想像以上に疲れる試験です。翌日はゆっくり休めるようにしておきましょう。