後悔先に立たず、と言いますが、特に自己採点していなかったり、したけどボーダーライン近辺や補正待ちになってしまった人は「あの問題は冷静だったら解けてた」とか「あれ書き直して失敗した」とか「あれはもうちょっと勉強してたら解けてた」とか、いろいろな後悔の念にかられると思います。
で、それはずーっと引きずるわけです。それもだいたいの場合「特定の問題」ばかり思い出します。あれのせいで落ちてたら、あれさえしなければ受かっていた、などです。
こういう場合なぜか他の問題は思い出しません。迷ったりした問題ほど記憶していますし、迷い方を間違えると後悔も深いです。
ではどうすればいいんでしょうか。簡単です。忘れてください…と言って簡単に忘れられたら苦労しませんよね。考え方を変えるわけです。
もし深く深く後悔している問題があるとして、でも全体で見たら合格ライン超えていたらそんなに後悔はしないと思います。ボーダーラインにいるから後悔するわけです。と言うことは「他にも間違えている問題」があるわけです。
1点という意味では同じなんですよね。
あと、後悔して答案が書き換えられるのであれば徹底的にするべきでしょうが、答案に書いたマークはもう変わりません。それも運命と割り切ってしまいましょう。
ある程度のところで折り合いをつけていかないと、私みたいに「何年たっても夢に出る」レベルになります。何しろ初挑戦の年に迷いに迷って答えを書き換えて間違えて、それで1点差で落ちたわけですから。
ちなみに今でも夢に見ます。