今年の社労士試験も独学で臨まれた人も多かったと思います。全受験者中何割が独学かはデータがないのでよく分かりませんが、少なくとも半数はいるんじゃないでしょうか。
ここでいう独学というのは「予備校や通信講座ではなく市販テキストで勉強する人」のことを指します。
で、中にはあっけなくはじき返されたという人もいるかもしれません。人によっては「社労士試験は独学じゃ無理だよ」と言う人もいます。
本当にそうなのか、と考えた時に、少なくとも独学で合格した私から言えば運の要素はあるとはいえ無理ではないというのが結論です。ただし予備校・講座組に比べると苦労はします。その苦労を対価を払って回避するかどうかの問題なだけです。
だからといって予備校・スクールに行くことを「金のムダ」と言う気はありません。推定ですが、独学者より合格率は高いです。それだけ勉強法に始まりインプット・アウトプットに対する支援は強いです。そこに対価を支払うのがスクール組なのでしょう。
どういう経緯で独学を選ぶかは人それぞれだと思います。そんな世界だとは思いもしない人からただ単にケチな人、自分で勉強するのが性に合っている人それぞれです。このブログには私なりの独学勉強法をいろいろ掲載してはいますが、だからといって独学至上主義ではありません。そこは個人の判断で、人がどの道選ぼうがどちらとも言いません。
ただ私個人はケチですし自分のペースで勉強したいので何の資格受けるにしても独学を選びます。それで取れないのであれば自分の勉強が足りないのと、運と頭が悪いと割り切ります。
これを読む皆さんがどちらの道を選んだか、または選ぼうとしているかは分かりませんが、正解はないと思います。結果的に合格したら「正解」だったのでしょう。