あくまで個人的感想ですが、今年の社労士試験の合否のカギを握るのは「選択式の出来」の如何と感じています。
まず、今年の問題を見た感じなんですが、全ての受験生を殺しに来るような難問はそれほど見当たりません。頭悩ませる問題はありましたけど、勉強していればある程度解ける問題だったかなと思います。
と言うことはどういうことか。補正科目が少ないということです。もしかしたら補正科目がないかもしれません。それほど多くの人が間違えたり低得点になったりするであろう科目が、見当たりません。
択一試験は難易度が大きく変化していないので(昨年よりは難しいと感じましたが)合格基準が大きく変わることはないと踏んでいます。ですから、まず「補正待ち科目が無い」ことが合格への条件となってきます。
その上で選択式全体の問題難易度は昨年ほどでもなく、ということは合計点の基準点も上がってきそうです。さすがに27点を上回ることはないでしょうけど、昨年より高そうです。
ですので、結局合否を分けるのは「選択式科目の出来」ということになります。今年は案外「選択式合計点で明暗を分ける」という展開があるかもしれません。
補正待ちの人には「聞きたくないそんな話」みたいな予想になったかもしれませんが、これはあくまで私の個人的意見、いわば「寝言」に近いようなものです。毎年下馬評で「補正にならないよ」と言われている科目になぜか補正がかかったりもします。
合格発表になるまで結果は誰にもわかりません。合格ライン上にいる人はあきらめず合格発表日を待ちましょう。