勉強はどんなにやってもやりすぎというものはないもの。特に試験が近づいてくると余裕が消えてあせりばかりがつのります。なので試験前にはがっつり年次有給休暇を取って勉強に没頭したいものです。
年次有給休暇に対する事業主からの時季変更権のハードルが高いのは関連判例読むと分かると思いますが、そうは言っても数日単位で有給休暇使おうと思うと周囲から白い眼で見られかねないのもまた事実。もちろんそんなこと知ったことかと鼻で笑い飛ばす猛者もいるでしょうが、後のことも考えて根回しは万全にしました。
まず、試験1か月前から有休申請し、同僚に周知することから始まります。隠れて受験する人はこれができないのでつらいですが、私の場合周囲は知っていましたので問題なかったです。
次は仕事の調整です。できるだけ前倒しで仕事を進め、休暇期間中に何も残らないように始末していきました。私の場合別に誰かに社労士取れと言われたわけではなく、はたから見たら「海外旅行に好き勝手に行くため休みを取る」のと同義でしたので迷惑はかけないように苦心しました。
ただそれでも仕事で突発事態が起きた時は誰かに任すわけではなく休みを返上する覚悟ではいましたが(そしてそれば現実のものになったわけで)。
これは別に社労士試験だからではなくて普段有給休暇取る時から心がけていることでもありますが、特に何日にもわたって私用で休むわけですから後で何か言われないように極力気を付けました。間違っても「この仕事お願いね」とは言わないように。
ちなみに合格後の事務指定講習の際も同じようにかなり事前の準備はしています。ただ一つ違うのは「何が起こっても絶対に休みます。首を賭けます」と言い放ったことくらいですかね(欠席したらすべて水の泡ですので)。
