はや霜月ですね。寒くなってきました。真夏の社労士試験も遠い昔のことのように思えます。
それはそうとして、来年度の社労士試験に向けてこの11月と12月は大変重要な意味を持ちます。なぜかというと、多くの受験生のエンジンがかかっていない時期だからです。
「年が明けてから本気出す」という人が大多数なんですね。スクール組もこの時期と言えば労働法令の講座が始まったばかりでいまいち気合乗りがしていません。だって試験は真夏、まだまだ先だから。
そう思っているといつまでたってもエンジンはかかりません。春過ぎになってようやくやる気になって、模試受けて尻に火が付く。それがオチです。
むしろまだ時間があるからこそ少しずつエンジンかけて勉強の速度密度を上げていかないといけません。そのためには年末だの何だのとは言ってられないわけです。
でないと、年が明けてから苦労します。
年内に労働社会保険諸法令の基礎部分はマスターしておき、また時間に余裕があればこの時期に統計白書はやっておきたいところです。そうすると年が明けてからの勉強がスムーズに進みます。土台ができるわけですから。
その土台作りの時期は年明けではなく、ましてや春ではなく、年末までの2か月間です。これはリベンジ組も初挑戦組も同じです。
年に一度の試験に一年をかけるわけですから、まだまだ試験は先と油断するのではなく足元をしっかり固める時期です。
と、11月12月と別に何も勉強していなかった私が反省の意味を込めて言ってみます。私のように試験をナメないほうがよさそうですよ。