半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

クワイエット・クイッティングとは

イギリスだったと思いますが、今年一年の代表的な言葉(日本で言う流行語大賞みたいなものでしょうか)に「パーマクライシス」が選ばれたそうです。

 

パーマクライシスって聞くと「とんでもないことになっているパーマ頭」みたいなイメージがあるのですが日本語訳で「長期間続く不安定な状態」のことだそうです。今年いろいろ混乱したイギリスの世相を表しているような気がします。

 

それはそれとして、他に候補に挙がった言葉の中に表題の「クワイエット・クィッティング」というものがあると目にしました。これ何かと言うと「自分の時間を大切にするため契約以上の仕事をしない」ことだそうです。

 

なぜこれが目に留まったか。たぶん私の今の現状と照らし合わせて「いいなあ、そうだよなあ」と思うからだと思います。

 

職務分担にない仕事までブン投げられたり「それって俺の仕事か」みたいな仕事をブン投げられたりが日常茶飯事です。職掌・職務分担も労働契約の中身の一つですので分野外の仕事は叩き返してもいいんでしょうが、だいたいの場合「たたり」があるので受けざるを得ず、といったところです。

 

クワイエット・クイッティングしてえなあ、と思ってしまいます。

 

割り切れる人は「あ、それ俺の仕事じゃねえよ」と言えるんでしょうけどね。このあたりは性格なのかもしれません。

 

ちなみに私がよく言う「仕事の属人化の回避」と「あいまいな職務分担」は似て非なるものです。職務分担は明確に、ただしいざという時は誰でもその職務ができるように、が理想なわけで、常日頃から職務の境界をグレーにしろというわけではないですし、もしそれがやりたいのなら社員全員やれよ、というお話だったりします。

 

まあ、結局私が「いいように使える駒」なだけなんでしょうけど。

 

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