半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

独学勉強法(113)「ガイドラインの恐怖」

ガイドライン(または指針)というものがあります。これらは法本文・施行令・施行規則のいずれでもないものの、労働社会保険諸法令の円滑かつ効率的な実施のために「こうしたらいいよ」と示されるものです。

 

有名どころで言いますと「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」とか「テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン」とか「同一労働同一賃金ガイドライン」とか「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」とか「受動喫煙防止」「腰痛防止」などなどなどなど。いろいろあります。ありすぎます。

 

で、これらが試験に出るかどうかですが、やはり一般常識分野で出ないとも限りません。労働保険分野だけでなく社会保険分野でもいろいろガイドラインがありますのでこちらも要注意です。

 

ですが、前述したとおりこの手のガイドラインや指針は数が多すぎて手が付けられません。一読するにしても本文を読むと大変な量です。一般対策として網羅することはほぼ不可能に近いとも言えます。

 

おまけにガイドライン一覧を調べようとしてもなかなか出てくれません。検索すると余計なガイドラインまで引っかかります。

 

とすればどうしたものか。全部網羅することはあきらめて、どこかの直前対策テキストあたりを参照するしかなさそうです。また1年を通じて厚労省HPを見ていたり白書を読んでいれば関連ガイドラインが何かの情報が掲載されていることがあります。そういうところから少しずつ、深入りしないように情報を得るしかないでしょう。

 

いずれにしても出題確率は低いです(高いものは市販テキストレベルでも紹介されます)。ただ「出ない」わけではないので…悩ましいところです。

 

試験範囲にはそういうものも含まれる、程度で考えておいてください。

 

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