昨今のコロナ騒ぎの際にメディアに出たので知っている人も多いと思うのですが、雇用調整助成金というものがあります。これはざっくり言うと経営が厳しくなった時に社員をクビにせず休業手当を払って休んでもらったときに、そのいくらかを助成しますよ、というものです。
これのおかげで雇用保険会計が大ピンチになったことでも有名です。
ただ雇用保険関係の助成金はこれだけではありません。たくさん種類があります。その割に今までこちらの方面の勉強をほとんどしたことがなかったので、先日助成金一覧を見るところから勉強を始めました。
めまいがするほど種類があります。ただ社労士としては当然知っておくべきで、勤務社労士であっても「こういう制度改正するならこういう助成金がありますよ」とアドバイスができます。
試験勉強的に言うと、試験に出ることは少ないです。ですが出ないわけではありません。労働一般常識のカテゴリで出題されたこともあります。
まあ試験勉強という意味では概要を押さえておく程度でいいと思いますが、実務となるとそうはいきません。どういう条件か、どのタイミングでどんな申請書を出すのか、どんな書類が必要かまで把握しないと役に立ちません。
で、その情報を印刷しようとするとちょっとした薄い本くらいの枚数があります。さすがにまだそこまで目を通し切れていないのですが、今までの不勉強を取り戻す意味もあり最近勉強を始めています。
仕事中に手持無沙汰になったスキをついてですけどね。仕事をしてない社労士としては私用に近い気もしますが、いつか会社の役に立つかもだから業務業務、と勝手な理屈をつけています。