半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

過半数代表者は誰だ

労働基準法見てるとよく出てくる「労働者の過半数を代表する者」俗にいう過半数代表者ですが、民主的な方法で選出されなければなりません。決して「社内指相撲トーナメント」で決めてはならないのです。

 

ですから、自分の職場の過半数代表者が誰かは社員全員知っているはずですよね。どういう決定方法だろうが、たとえそれが投票だろうが挙手だろうが「誰を選んだか、選ばれたか」は知っているはずです。

 

先日、残業の話になってある人が36協定のデッドラインを超えそうになっているという話になりました。うちの36協定には特別条項がありますから「ああ、じゃヘタしたら特別条項発動だから過半数代表者のところに話が行くね」という話をしたら…

 

過半数代表者って何?誰?」

 

ちょっと待てこら!

 

まあ、そんなもんかもしれません。社員全員対象の投票で決めているのですけど、はっきり言って大半の社員はよく理解もしていなければ興味もないので印象が薄いのでしょう。そしてふと思ったことは「うちの過半数代表者ですら、自分が過半数代表者であることを忘れてやしないか」という心配です。

 

何で私がこんなこと心配しないといけないんでしょうね。

 

ちなみに私は過半数代表者に立候補するつもりもなるつもりもありません。理由は「めんどうだから」ですけど、もし仮にどうしても私を推挙したいという話になって過半数代表者になった暁には、どうしよう。就業規則変更の時にA4用紙120枚に及ぶ意見書でもつけて差し上げましょうか

 

労働基準監督署もびっくりだと思います。面倒なので絶対にしないと思いますけど。

 

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