久しぶりに遠出をしていろいろ本を買ってみようと古本屋に行きました。
まあ久しぶりと言っても目新しい本は無くてどうしようかと思っていたのですが、ふと「新入社員の心構え」みたいな本がありましたので、買ってみました。
考えてみれば社会人になってもう長いこと時間が経ちます。悲しいことに絶望と惰性の両輪で日々をやり過ごしているので、ちょっと新社会人だったころの気持ちに戻るとリフレッシュにもなるかな…と思ったのです。
早速読んでみましたが、最近の新入社員本ってけっこう自分本位と言ったら言い過ぎですが、自分のスキルを磨いていくことが中心になっていますね。昔は「いかに社畜になるか」みたいな内容が多かった気がしますが。
もう終身雇用の時代でもなく、社内でもレールに乗って進んでいく時代でもないということでしょう。合わなければ転職してキャリアアップも狙うという世の中ですから。
そういう意味では新入社員も中堅社員もやることは似ています。雇用情勢が流動化しているということなのかもしれません。
あと報連相の意味とやり方とかいうところはビジネスマナーですから当然ではあるんですが、新人に教えるときに役に立つなあとは思いました。私の場合「相」がほとんどないですし、他の同僚や部下の「相」はどちらかというと「投(私に仕事を投げる)」ですので。
で、読んだ後に初心に戻れたかと言うと、別に戻っていません。そもそも新社会人になった時の初心って何だったか考えてみると「あー懲役43年かー」でしたから。
勤め人に向いていないのかもしれませんね。