3月は多くの企業で異動と退職の季節となります。先日もいろいろと相談させていただいている先様が「この度退職することになりました」とご挨拶にやってこられました。
本当にいろいろお世話になっていたので残念な気持ちと、後任の人も同じくらい仕事ができる人が来ますようにと願う気持ちで複雑な思いになりました。
で、退職となると気になるのは今後どうするの?という話なんですが、聞くと「しばらくニートします」とのこと。案外次の仕事とか決まっているかもしれませんが「いいなあ、私もしばらく休みたいなあ」と思ったことでした。
多くの企業の就業規則では「退職は30日前までに申し出ること」と決められていると思います。これには法的根拠はありません。民法では「期間の定めのない雇用契約は14日前の申し出でいいよ」と書いていますが、たぶん30日と言うのは事業主側からの解雇予告期間をそのまま就業規則上当てはめているのだと思います。
と、言うことは表ざたになっていないだけで回りに「実は年度末で退職する人」がいるかもしれません。そういう人がいないか挙動が気になる時期でもあります。例えば急にデスク周りの私物が少なくなった人とか、仕事を片付け始めるとか。
私は3月が多忙月なので先取りで2月から仕事片付け始めてますが、はたから見たら「こいつ何でこんなにあせってんの?もしや…」と思われているかもしれません。
異動も同じです。表ざたになっていないだけで水面下で打診受けているかもしれません。うちの会社はそういう「内諾」制度がないので発表まで分からないのですが。
別れがあれば出会いもあります。願わくば新年度は仕事のやりやすい環境でありますように。