半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

「給料上げて」と言わない私

いつだったか話をした人事面談ですが、結局私も特段の提言も何もせず勤務社労士としての職責(もともとそんなものは存在しないが)を果たすこともなく、言ったことは雑談と「最近胃から血が出ておりまして」程度のことでした。

 

他の皆さんはいろいろ話していたそうです。その中でやはり口にしたのは「給料上げろ」ということだったそうです。そりゃそうだろうなと思いつつ、私は言いませんでした

 

給料上げろと言う言葉には2つの意味があります。一つは「自分に対して」もう一つは「報酬体系に関して」です。もちろんくれるものはもらえればありがたいのですが、以前どこかで話したように「賃上げは3日で慣れる」ので単に給与を上げるのは労務管理上あまり意味がありません。

 

どうやったら意欲や満足度を引き上げる昇給体系にできるのか、というのが私が考える「給料上げろ」なわけです。

 

それならなおのこと人事面談などで提言すればいいのですが、面倒なのでしません。そしてここを放棄したまま「給料上げろ」と言うと実に手前勝手な論理に聞こえますので、なおのことしません。

 

物価高の昨今物価上昇手当のような手当や昇給している会社もあるやに聞いていますが、そんな景気のいい話とは縁のない世界で仕事していますのでたぶん目立った給与底上げはないのでしょう。

 

ちゃんとお仕事をする、もしくは資格を役立てたい勤務社労士は給与体系も学んで提言をしたりするかと思います。私も別に給与体系や評価体系の勉強をしていないわけではありません。

 

ありませんが、いかんせん提言する気がないもので、はい。

 

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