別に私が職場でリーダー的な存在であるわけではありません(担当している業務の中には筆頭格になっているものもありますが、これは監督的な側面と言うより理論的支柱という意味合いが強いです)。はっきり言って雑兵です。
なのに最近読む本はリーダー論が多いです。その理由を少し考えてみました。
一つは、労務管理を学んでいると必然管理職向けの本に行きあたるということです。組織の人的管理をするのは管理職の仕事です。社労士が労務管理についてアドバイスするのは管理職~事業主ですから、必然リーダー論になってしまいます。
もう一つは組織を円滑に回す方法を模索しているからです。ここだけの話、うちの部署は(うちだけじゃないけど)けっこうギスギスしています。私も言いたいことが2ケタくらいあります(言いませんけど)。そんな組織を円滑に、風通し良く、目標に向かってみんなが向いていける組織にするためにはどんな方法論があるのかな、という興味です。
本の内容はいろいろで「初めて管理職になった時に読む本」から「労働心理学」まで様々ですが、まあ別に人の上に立たないでも下々の民としても知っておいたほうがいいことが多いです。
ただ残念なことにそれを職場で発揮することはありません。するつもりもありません。ただ横目で見ながら「あーあ、こうすりゃいいのにねえ」と思うだけです。
これは性格がねじ曲がっているというより、熱意の問題かもしれませんね。
組織のリーダーとはどうあるべきか。理想像は本によって差はありますが、結論として「そんな上司本当にいるのかよ」と思ってしまうのが正直なところです。