質問を入れるとそれらしい答えを返してくれると評判の「チャットGPT」やその類似サービスが続々出てきています。少し前まではAIが「ヒトラー万歳」とか答えていましたが、性能がずいぶん上がっているようです。
私自身はまだ試したことがないのでその性能のほどをよく知らないのですが、学生などがレポート作成に使っているとか、いろいろ話を聞きます。そのせいか教育現場では「使うな」というお達しが出ているようです。いわく学生が考えなくなる、と。
同じ現象はインターネット黎明期にもあったようです。特に検索エンジンというものが出てきたころは「パソコンで調べるとすぐ出てくる。これでは本で調べて身に着けるという習慣がなくなる」というのが平成の考え方。今ではネットで何か調べるのは当たり前になっています。
ですのでチャットGPTもそのうち市民権を得るのでしょうか。それとも「教育に良くない」の烙印を押されてしまうのでしょうか。
ちなみに仕事でチャットGPTを使うのがアリかナシかで考えると、アリでいいと思います。便利なものは何でも使っちゃえばいいんです。それが時間や手間の短縮になるのであれば。
ただ、何かを調べる時は相応の知識をもってしないと「鵜呑み」にした挙句間違っていたり、それ以上のことを答えられなくなってしまいます。そうするとあくまで「補助ツール」に過ぎない、と割り切ることも大切かもしれませんね。
チャットGPTに「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」と打ち込むと何と答えてくれるのでしょう。やはり「42」と答えてくれるのでしょうか。