若干の不安を抱えつつ、試験本番を迎えます。いつもなら職場で「この資格受けまーす」と宣言しているのですが、今回は秘密です。何しろ一般的な話として「資格受験の入門編」と言われている日商簿記3級ですから、それほどおおっぴらに宣言するほどのもんでもないかと。
試験会場はとあるパソコンスクール。予約していた者ですけどということで身分証明書出して本人確認後、ポッケの荷物一切合切ロッカーに入れて計算機と身分証明書だけ持って入室。ちなみに暑かったので軽く「タオル持ち込んでいいですか」と聞いたらOKでした(後にこれが役に立ちます)。
試験開始。大問1の仕訳問題は何なくクリア。とはいえ試験直前にポカミスが続いたこともあり慎重な出だしです。
そして大問2。ここでタオルが役に立ちました。私の苦手とする未収収益の問題がバンと出て、冷や汗滝のごとし。試験の緊張からか時間のプレッシャーからか、なかなか解けません。
自信のない問題はざっくりあきらめることも大切。大問3で取り返せばいいと開き直り、最後の問題へ。損益計算書と貸借対照表を作るという模試でもずいぶん見かけた問題でしたが、ここでも未払費用の問題が出てプチパニック。
そして貸借対照表の合計が、合わない!なぜだ!どこだ!どこを間違えた!
時間は無情に過ぎていきます。で、試験終了。何の心構えをするヒマもなくいきなり出てくる試験結果。何とか合格していました。
ほっとしたのと、うまく行かなかったのでもやもやが残った試験でした。
(つづく)