この前の選挙がああいう結果になったせいか、年収の壁の話題が出てきています。
最初は所得税の年収の壁103万(これを超えると給与所得者は所得税が発生)を178万まで上げるというものでした。このせいで年末になると扶養に入っているパートさんとかが休むので、賃金上げにもなっているので自然な流れかと思います。
あと他に106万の壁と130万の壁というものがあります。こちらは社会保険の話で、年収106万(正しくは月8.8万かつ従業員51人以上事業所かつ週20時間以上勤務かつ学生ではない)を超えると社会保険(厚生年金・社会保険)への加入が必須となり、130万を超えると健康保険の扶養から外れます。これも撤廃するようです。
もーせっかく覚えたもんをコロコロと変えるな、と思うのですが、世の流れなので仕方ありません。
ただこの一連の流れ、103万の壁は税金の減収要因になりこそすれ106万と130万の壁は社会保険料の増収要因になるんですよね。つまり庶民の負担増。差し引き得するんでしょうか。
最近ワイドショーでやっていますのでずいぶん詳しくなった方もいるかと思います。いつ法改正されていつ施行になるかは分かりませんけどね。
こういうのも流れとして覚えておかないといけないので、注視しています。高額療養費も変わりそうだし。