新人さんもいろいろ仕事を覚えてきて、部分的にではありますが任せられるようになってきました。若いからでしょうか、覚えも早いです。
きちんとメモも取って話を聞いてくれます(ちなみに私はメモを取らず肌感覚で覚えていくタイプ。資格試験勉強と同じですね)。
そんなある日のこと…私がちょっとややこしい先様と言葉を選びながら電話していると、新人さんの様子が少しおかしいわけです。何かソワソワしているというか、何か探しているというか。
電話が終わって「どしたの」と聞いたら泣きそうな声で「半野良さん、決裁に回す(重要)書類が無いんです」と。
さてこういう時何と声をかけましょうか。厳しい人なら「何やっているんだ!廊下に立っとれ!」かもしれませんが、私はそこまで鬼ではないですので「うん。大丈夫。足が生えて歩いていくわけじゃないからどこかにあるはず。一緒に探そうか」
果たして探すこと30分。ロッカーのファイルの中から見つかりました。他の書類に紛れてファイリングしていたんですね。
でも書類探している間、気が気でなかったろうなあ。それが分かってたので私もわざと「たいしたことじゃない感」を出して「落ち着いていこう」と声かけたわけです。
私は山ほどミスしてきてますから、慣れているだけかもしれませんけどね。