職場の独身の同僚が真剣な顔して「26年から独身税ってのが導入されるらしいけど、何?」と聞いてきました。
何だそりゃ。いちおうFP持ちでいちおう日々知識をアップデートしている私でも初めて聞く言葉です。そんな税の話聞いたことないんだけどなあ、どこ情報?と聞いたらSNSか何かだそうで。
またぞろ変なデマでも流れているのかと思い帰宅して調べてみたら、ああなるほど。少子化対策で社会保険に上乗せ徴収される子ども・子育て支援金を「独身税」って言っている人がいるみたいですね。
確かに子育て世帯へ還元される費用ですので独身者にとっては何の利益もなく、独身税と言いたくなる気持ちは分かります。誰が名付けたのか知りませんが。その言葉が独り歩きしているのかあ。
少し調べて合点がいきましたが、あとはこのあたりのシステムの話を詳しくするかどうかです。件の同僚は「独身税と言う名の税金が徴収される」と思い込んでますので、そのあたりの誤解は解いておかなくてはなりませんが…そのままでも面白いかな。
まあ今でも企業負担で子ども・子育て拠出金が社会保険で徴収されてますし、何なら独身者の厚生年金保険料から専業主婦の国民基礎年金分が支払われているに等しい(3号被保険者制度)ですから今さら、って感じもしますけどね。