社労士独学勉強法
オカルトな話ではありません。独学でも勉強を深く続けていくと試験日にはその境地に達します。では何が取り憑くのでしょうか。 私が合格した年、まあ結局発表日はおろか合格証書が送られてくるまで合否確認や自己採点はしなかったわけですが、合格の事実が分…
社労士試験に限らずですが、こと試験というものは緊張します。緊張しないということは「捨てている」ことの裏返しですから緊張して当たり前と言えます。 ただ、過度な緊張は思考に影響を与えます。いつもならすらすら思い出せるはずなのに思い出せない。そう…
毎年どころか何かあるたびにうっとおしいほど改正が入るのが労働社会保険諸法令というやつです。そして直近改正が試験に出る可能性を常にはらんでいます。 ただし、法改正されたからといってすぐに試験に出るとは限りません。国会で議決されて法改正されたと…
社労士試験の勉強は俗にいう主要8法(労働基準法・労働安全衛生法・雇用保険法・労働者災害補償保険法・労働保険徴収法・健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法)をマスターすることから始まります。 そんな中で、冒頭に出した「船員保険法」と「児童手当法…
いろいろ勉強しても本試験でなかなか択一40点台、選択20点台後半という「合格ライン」を取れないという人もいるかもしれません。どうしたら本試験でこのくらいの点数を取れるのでしょうか。 実は市販テキストを用いてもこの点数はクリアできます。なぜかと言…
人間、集中力というものには限界があります。とはいえ不思議なことに全ての行為に対する集中力というのは等しくありません。集中して勉強できる時間と、集中してゲームができる時間はまた違います。脳みそって不思議ですね。 さて、別にゲームブログではない…
労働安全衛生法略して安衛法ですが、社労士試験では労働基準法とセットで出題されます。選択式では5問中2問、択一式では10問中3問が安衛法の問題です。 では難易度はどうかというとこれがまた年によって違いまして、オーソドックスな問題が出題されるかと思…
ガイドライン(または指針)というものがあります。これらは法本文・施行令・施行規則のいずれでもないものの、労働社会保険諸法令の円滑かつ効率的な実施のために「こうしたらいいよ」と示されるものです。 有名どころで言いますと「労働時間の適正な把握のた…
数字系を暗記するときには「ゴロ合わせ」か「画像記憶」が効率的だと思います。と言うことで画像記憶は別にしてゴロ合わせは私が言うまでもなく、みなさん取り入れていると思います。 一番有名なゴロ合わせが「花婿」です。これは某予備校系のゴロ合わせです…
たまに聞かれる話です。効率的に勉強する方法とか、楽に合格する方法とか。みんな知りたいと思いますし、はっきり言って私も知らないので知りたいです。 もっとも何をもって効率的とか楽とか言っているのかは人によって違うので何とも言えません。例えば私の…
社労士試験の勉強法の一つに「過去問トレーニング」というものがあります。文字通り過去出題された問題を繰り返し解いていくものですが、果たしてこれに意味があるのでしょうか。 体感ですし2回しか本試験を受けたことが無いので分析に正確さを欠くかもしれ…
このブログでは何回も「勉強時間と睡眠時間は等価」という話をしています。もちろんろくすっぽ勉強せずに寝ててもいいよという話ではなく、十分勉強し十分睡眠を取ることをおすすめしているわけです。 その上でもう一つおすすめしたいのが「朝勉強するクセを…
児童学生の時はさほど考えもしないのですが、大人になると「あの時もっと勉強していればなあ」と思うことはよくあると思います。その反省から親になって子供に「勉強しろ」と口うるさく言うのは、まあいつの世も同じなのかもしれません。 これは長期的にしろ…
「酔拳」って知っている人がいるかもしれません。酔えば酔うほど強くなる、というやつですが、社労士勉強に関わらず勉強というものは「やればやれるほどスピードアップ」していくものです。 最初は理解に四苦八苦してテキスト読むのも遅々としていたものが、…
と言っても「ぼくバカだから分かんないもーん」と思えとかそういう話ではありません。 バカになれというのは言葉を変えれば「余計なことは考えるな」と言うことです。試験勉強をしていると勉強以外の余計な事を考えがちです。例えば「合格率6%くらいなんだよ…
よく「大事なところはマーカーで線を引こう」とか「どこだか参照できるようにフセン(またはインデックス)を貼ろう」とかいう人がいます。私の勉強法ではこの2つは、ほぼ使いません。 まずマーカーの話をします。大事なところ重要なところに線を引くのに使う…
私が何の仕事をしているかは言いませんが、ハードワーク(主に精神的に)になる日もよくあります。もう今日は疲れた、何をする気も起きない、ブログもストック記事から更新してやる、あとは寝る、という日です。 そんな日は当然勉強なんかやる気は起こりません…
社労士テキストでもそうだと思いますし他の資格・受験のテキストにもあるあるだと思うのですが、大事なところは赤文字で書いてあって、付属の赤いシート(下敷きみたいなの)を乗せると赤文字が消えるので暗記に便利、というのがあります。 みなさん、勉強の時…
みなさんほめられると何となくうれしくなったり、さらに頑張ってやろうと思いませんか? 私のようなひねくれ者はほめ言葉を額面通り取らないので効果が無いのですが、ほめられて嫌な人はまずいません。 このほめられるという行為が脳内の「やる気」につなが…
楽しくねえよばかやろう、という声が聞こえてくるのがよく分かります。私も勉強は好きではありません。でもせっかく試験勉強するのですから楽しんだほうがマシというものです。 勉強において「楽しい」「楽しくない」の分水嶺となる条件は2つです。一つは「…
この「きっと合格できる」というのが社労士試験の勉強の中で最大の目標だと思います。「合格すること」が最大の目標ではないのは意外に思うかもしれません。 もちろん社労士試験を受験する以上合格することは至上命題であり最大の目標です。そうでないと受験…
「練習で出来ないことは本番でもできない」と言います。そして、この言葉はさらに「練習でできたことは本番では難しい」と続きます。 何を言いたいかと言いますと、事前の練習がいかに大切か、そして本番でいかに気を抜かないかということです。 社労士勉強…
テキストを読みつつ、要点をノートに書いて覚えていく方法です。私の勉強法は「読んで全部覚える勉強法」ですのでノートなど必要ではないのですが、それはあくまで私のやり方ですので、今回はこのノートに書く勉強法の是非について考えてみたいと思います。 …
日常でよくあることなんですが「そのうちやろう」「時間があったらやろう」と思うことは、だいたいいつまでたってもしません。仕事の上だとよっぽどやばくならないと手を付けないとか、他の圧力がかからないとしません。 なぜかというと「そのうち」の定義が…
勉強を続けていると、がんばっているはずなのに頭に入らない、今いち気乗りがしない、昨日まで解けてた問題が解けない、何をしているのか分からなくなることがあります。俗にいう「スランプ」というやつです。 スランプというのはなぜやってくるのでしょうか…
このカテゴリで以前「勉強する気が起きない時」の話をしたことがありますが、今回はそれよりも深刻なレベル、まるで弓のツルがプツンと切れたかのように「やる気が全く起きなくなる」現象についてお話します。 長期間の試験勉強で時としてそんなこともありま…
よく「国は一体何を考えているのだ!」という言葉を聞きます。主はワイドショーのコメンテーターやそこらのおじさんからですが、だいたい批判めいた発言の時に聞くことが多いと思います。 今回はそんな話とは少し違った視点の話です。 受験生の皆さんは「今…
起きて活動しているとそのうち眠たくなるのが人間の脳というやつですが、それにムチ打って眠気をありとあらゆる方法で取り除き勉強を続けるとどうなるんでしょうか。 私自身が徹夜で勉強をした経験はそれほど多くはありません。何かの折に少し話をしたように…
市販テキストでも(おそらく)予備校のテキストでもそうですが、重要ポイントの記載があると思います。星マークの数で示したり「重要度・高中低」で示したり。あれってあの通りに覚えておけばいいんでしょうか。 例えば労基法で言うと多くのテキストが「目的条…
日頃生活していて、今日は何となく調子が良いなとか今日はだめだわとか思う日があると思います。それをメモに取ったり意識してみると、何となく周期があったりします。 例えば私とかだと、一週間で明らかにリズムがあります。最悪なのは月曜日で好調なのは木…