東京都だったと思いますが、先日知事さんが「育休の新しい愛称を募集する」とか言っていたような気がします。
別に育休が何か別の名前に変わったからと言って本質が変わるわけでもないと思うんですが。例えば私が改名して「チャパチャット・ワンチャイ」になったところで半野良さんは半野良さんです。
そもそも「育」と「休」の文字が無いと何が何やらよくわからないと思うのですが。さらに言えば「休」の文字のイメージが悪いと言っても休みは休みなのですし、どうしたものやらとしか思えません。
カタカナで「イッキュー」にしてしまいましょうか。「いくきゅう」ではなく何か変な疾走感が出てきました。「課長、来月からちょっくらイッキュー取ります」。おお、意味不明感が増していいかもしれません。
もっと略しましょう。日本人は略語が大好きです。「イッキ」にしてみましょう。「社長、イッキします」。もう意味不明です。
英語にしましょうか。育児休業は「Childcare leave」略して「チャリ」。「部長、チャリ取ります」。もはや自転車窃盗です。
私に考えろと言われたら、「もう育休でいいんじゃね?育児だし休みだし何より法律用語だろ。つーか名前より取りにくい現状が問題だろ」という超現実的な意見しか出てきません。もしくは上記のように「チャリ」になります。
子育て企業認証の「くるみん」とか面白いネーミングだなとは思いますが、何か誰かがそのレベルの浸透しやすい愛称を考えてくれるのでしょう(もっともくるみんが浸透しているか知りませんけど)。
皆さんの中に何かいいアイデアがあったら募集してみてはどうでしょうか(22年5月30日締め切り)。賞品が出るかどうか知りませんが。