たまに「仕事の予定が空く時間」があります。予定キャンセルとか。そんな時はただぼんやりしていると仕事を突っ込まれるので無駄に念入りに机の整理をしてみたり(とはいえ性格的にある程度机は整理されている)するのですが、先日来ヒマができた時に仕事関係の引き継ぎ書を作ってみました。
と言うのもうちの職場、引継ぎ関係が割と雑で口頭で引き継いでいくというどこかの一子相伝の暗殺拳みたいな有様なわけで、また属人的な仕事が多いのでそこには辟易していたものですから挑戦してみました。
結果、ある日突然私がいなくなっても大丈夫なくらいマニュアル類や引継ぎ案件の整理ができてしまったという。これちょっとストレス解消になりました。
まあ別に積極的に辞めたいとも思っていない(宝くじが当たったら秒で辞めますが)ので今までこんなことしようとも思ったことはなかったのですが、何となくやってみようかなと思い立ったというか。
案外心の底では「開業チャレンジ」を望んでいるのかもしれません。
それはさておいても、労務管理の上では属人的な仕事つまりその人しかできない、分からない仕事が多いというのはあまりよくないです。休みも取りづらくなりますしね。実はこの辺以前から問題視していて(酒の席で)「上」への提言で少しずつ変わっているところです。別に労働社会保険諸法令に何一つ関わりはないのですが、こういうのも社労士の仕事の一つなのかなと思ってます。
あと中小企業の哀しさか、人事も硬直化してますのでこれも「上」を(酒の席で)洗脳しているところです。変にスペシャリストばかりになっているので、ある程度ジェネラリスト(幹部候補生)を育てないと将来困りますよ、って話です。
全員みんなの仕事ができるようになる必要はないのですが、ある程度横の融通が利かないと硬直化しちゃいますしね。
と言う話をたまに(酒の席で)「上」の方にして「ふんふん、なるほど」と聞いていただけるのはやはり社労士の肩書きのおかげでしょうか。これがなかったら「この下っ端がー偉そうにー」と怒られそうです。