堅い話でも労働組合法の話でもなく、労働組合と社労士との関係でちょっと思ったことです。
お勤めの皆さんの職場には労働組合ってあるでしょうか。うちはありません。過去現在そして未来もたぶんないと思います。結成の機運も感じられないので。たぶんオフホワイト企業なのと人数が少なくて意外と(ヒラでも)上に物申せる環境にあるからだと思います。
転職前の職場にはありました。いろいろ集会やらイベント(メーデーとか)やらに駆り出されたり、ことあるごとに「団結ガンバロー」をやらされたのも今となってはいい思い出です。
昭和の時代まではけっこう元気のあった労働組合運動ですが、ここ最近は正社員の減少もあり推定組織率(これ見て「推定」って何?、と思った人は鋭いです)も17%前後くらいと、労組のない会社のほうが多いかもしれません。
うちの職場に労働組合結成の気配がない話はしましたが、たまに笑い話で「労働組合つくって暴れるぞ(笑)」とか言う人がいます。主は給料の話とかしているとそうなるのですが、その時だいたい「その時は半野良、いろいろ詳しいから委員長やって」って言われます。
まあ冗談の範囲内なんですが、真剣に考えると何かすごい変な話になってきます。社労士業務はしていないもののいちおううちの職場の「企業内勤務社労士」で、どちらかと言うと立ち位置は使用者側です。ただ管理職ではないので労働組合の委員長もやろうと思えばできます。
なんか考えただけでなんとなく「ちょっとした利益相反状態」な感じがします。割り切って知識をフルに活用できれば労使winwinにできるかもしれないですけどね。私の性格だと板挟みにされて精神壊される可能性があります。
社労士も4万人いますので、探せば社労士持ってる労組幹部とかいるんでしょうけどね。