来年度の社労士試験を目指そうという方はまずここで悩むと思います。これは初挑戦の人のみならず、再挑戦の人もそうです。
むしろ再挑戦の人のほうが悩みが深いかもしれません。前年と同じところでいいのか、別のところにしようか、一度試験を受けているだけに(そして失敗しているだけに)悩ましいところです。
そしてネットで評判のいいところを探そうとしても、まあいろいろな話が出てきます。あれがいいだのこれがいいだのという情報に触れていると余計分からなくなると思います。
私は独学市販テキスト派でしたが、テキストはTACを選びました。ただ以前も話をしましたが、内容を吟味して決めたわけではなくただそれしか本屋になかったからです。
身もふたもない言い方をしますと、はっきり言ってどのテキストや講座でも中身はだいたい同じです。どの会社も過去の出題傾向に沿って重要論点を絞っているわけですから。情報量に若干の差はあっても、主なところは同じです。
そして細かい出題に関しては、これはもはや運としか言いようがありません。ましてや難問奇問レベルまで網羅しているテキストはそうありません(どこもカバーしていないから難問奇問呼ばわりされるわけで)。
ですので、どのテキストでもいいと言えばいいです。あとは厚生労働省HPなどでカバーすればいいわけです。
ちなみに講座とテキストどちらが情報量が多いかと言うと、どうでしょう。懇切丁寧に指導してくれるのは講座です。そのための受講料です。ですのでここに関しては個人の好みなのでしょう。
迷ったら「えいやっ」と決めていいと思います。あとは自分自身がそれをどれだけの回転数で回せるか、です。