半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

何年かぶりに腕時計を直す

社会人になりたての頃、営業職だったので上司に「腕時計はいいやつをつけとけよ。客に足元見られるぞ」と言われたので10万円超えの某有名ブランドの時計を買いました。

 

以来その時計を使っていたのですが、何年か使っているうちに電池交換が面倒になったのとベルトがチタンの分際で壊れやがりましたので、それ以降どうでもよくなってホームセンターで売ってる980円の腕時計をしていました。電池交換なんかせず止まったらまた買う、こちらのほうが安上がりです。

 

安くてもそれなりにフォーマルに見えなくもない時計ですのでそれでよかったのですが、やはり安物。本体の電池よりバンドのほうが先にイカれてきます。

 

で、先日思い立ってもともと持ってた時計を修理に出しました。電池が切れて何年も経っていて、時計屋の人に「電池が液漏れしてたらアウトだからね」と言われましたが、幸い(と言うかかなりの幸運だったらしい)液漏れはなく、電池交換とバンド交換で見事蘇りました。

 

とはいえバンドは純正ではないのですが、別に気にしません。ムーブメントも狂いなく動いています。

 

まあいろいろ思い入れもある時計なので蘇って良かったです

 

ちなみに社労士試験は「ホームセンターの980円の時計」で乗り切りました。おおまかの時間さえわかればそれでいいですし。本試験ではスマホ持ち込み禁止、会場に時計があるかは不明ですから腕時計の一つは持っておいた方がいいです。

 

最近はスマホで時間が分かりますので腕時計をしない人がけっこう増えていますが、私はいまだに腕時計派です。しかもアナログ時計。別に秒を争うような人生は送っていませんので

 

いかんせん高い時計ですので、あと30年は動き続けてほしいものです。新しいモデル買うお金ないもん

 

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独学勉強法(92)「テキストの「重要」を信じるな」

市販テキストでも(おそらく)予備校のテキストでもそうですが、重要ポイントの記載があると思います。星マークの数で示したり「重要度・高中低」で示したり。あれってあの通りに覚えておけばいいんでしょうか

 

例えば労基法で言うと多くのテキストが「目的条文」は重要度がMAXです。労働時間あたりもMAXでは。反面坑内労働や寄宿舎などは重要度が低いです

 

この重要度って何なんでしょうか。決め方は出版社によってまちまちですが、主は「出題頻度」に依拠しているものと思われます。つまり、過去の傾向を見ると出やすいと。

 

もちろん頻出する論点は覚えておかないといけません。ですが、仮に過去20年に1度しか出てないような「重要度・低」の論点であっても21年目の今年の試験で出ない保証はどこにもありません

 

テキストによっては欄外に小さい文字で解説や注釈を書いていたりします。こういうところも決して見逃してはいけないところです。むしろそこまで読み込んで記憶しておかないと、何が出るか分からない世界です

 

もちろんこれは頻出している「重要ポイント」を軽く見るな、という意味ではありません。学習の最初の頃は全部等しく覚えていくのは大変だし理解が追い付かないので重要ポイントから覚えていくというのは大切な戦略ではありますが、学習の終わりごろ、つまり試験直前には「重要度・最高」から「重要度・最低」まで等しく理解し記憶していることが必要とされます。

 

扱いが軽いからたいしたことないだろう、と甘く見ていると本試験のどこかで痛い目を見ます。面倒くさがらずに重要度が低い論点もしっかりマスターするようにしましょう

 

と言うか、私に言わせれば市販テキストに掲載されている時点ですでに「重要度・高」です

 

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「つながらない権利」とは

ごくたまにですが、休みの日や業務後に電話がかかってきて「半野良君、問題が起こった。来い」という仕事場からの有難いご連絡が入ることがあります。もちろん労働時間としてカウントされて諸手当は出る(そうでなければ半野良社労士は牙をむく)し、就業規則及び36協定に休日出勤は明記されていますので逃げられません。

 

ただ頭としてはすでに「今日は休みだ」がインプットされていますので士気が上がらないことこの上ないです。目が半分どころか3/4は死んでいます。もっとも普段から死んだ魚のような目で仕事してますが。

 

それはさておき、特にスマホや携帯電話の普及で簡単に個人に連絡が取れるようになってきたこの時代、休みだろうが何だろうが相手を捕まえることは簡単です。固定電話しかなかった時代は外出していれば捕まらなかったという、牧歌的な時代だったようですが今はそうはいきません。

 

で、それが夜間休日など業後においても発生するともはや気の休まる暇もなくなってきます。そこで、聞いたことがあるかもしれませんが確か欧州を中心に「休暇中・業後は連絡するな」という「つながらない権利」という概念が生まれています。

 

特にテレワークの時代でもありますので休みと仕事の境界線がともすればあいまいになりがちです。古い考えの人だと「家で仕事してんだから半分休みみたいなもんだろう」と昼休憩や業後関係なくメールやLINEで仕事の指示を飛ばしてきます。それではいかんだろう、というのが先述の権利です。

 

まだまだ日本では法制化はされていないのですが、大多数の個人が情報端末を持ち歩いている昨今、注目されていく権利なのかもしれませんね。

 

ちなみに個人的につながらない権利を主張されている方はいます。休日はプライベート以外は着信拒否をするという手法で

 

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連休の勉強で試してほしいこと

ゴールデンウィークです。もちろんカレンダー通り休める人もいれば「連休など知らぬ、通じぬ」という人もいるかもしれません。

 

この連休に限らずですが、休みなどで1日勉強に使える時に一度試していただきたいことがあります。自宅模試です。それもタイムスケジュールを完全に本番に合わせて、です。しかも模試そのものだけではなく、前後の行動も本試験に合わせてしまう方法です。

 

タイムスケジュールの例です。

7時起床~朝食その他

8時~10時 追い込み勉強

10時 着席。30分間何もしない(本番でもこの時間があります)。

10時30分~11時50分 選択式

11時50分~12時50分 昼食

12時50分 着席。30分間何もしない。

13時20分~16時50分 択一式

 

つまり1日をかけて本番を体感する方法です。これは別に会場模試を受けてもいいのですが、自宅でもできないわけではありません。

 

そして大切な儀式が一つあります。スマホの電源を切ることです。ここも本番に合わせてみましょう。また喫煙者は昼食休憩以外はタバコを吸ってはいけません

 

連休ぐらいの到達度でいうと、たぶん択一式で時間が足りなくなったりすると思います。そういう時間配分を体感することが目的で、最終的な点数はこの時期は二の次です。まあ本番直前模試でも点数に一喜一憂するのはどうかと思いますが。

 

せっかくの連休だからと朝から晩まで勉強して知識を詰め込むだけ詰め込むのも一つの方法ですが、在宅で試験を体感してみるのも試験に向けた経験の一つとなると思います。

 

在宅模試の問題ですが、市販の問題集に付属しているものもありますし販売しているものもあります。

どれだけ長丁場の試験になるのか、実際試してみてください。

 

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これ見よがしに就業規則を読む

職場で時間がある時に、たまに就業規則をわざとみんなの目に触れるように読んでいます。「就業規則借りるぞー」って言ったりして。「気になるところの参照」という意味もありますが、だいたいただの読み物として読んでます。

 

なぜこんなことをしているか。もちろん把握するためという意味もありますが、もっとみんな読めよという意味を込めてです。

 

あんまり就業規則って読みませんよね。読んでいる人を見ると「退職の項目でも見てるのか」と変に勘繰られたり、パワハラの項目でも見ているのかと思われたりするみたいです。

 

でも就業規則って「その会社に勤める上でのルール」ですから、別に何気なく読んでもいいはずなんです。と言うか読んで覚えとけと。なので私は率先してその姿を見せてます。

 

まあ私が社労士と知っている社員に「半野良がまたアラさがししている」と見られることもありますが。

 

特に新入りさんには就業規則を読むことをお勧めしています。すると、なぜか分かりませんが新卒・中途採用関わらずけげんな表情をされます。そんな時に私が言うのは「ルールも知らずにゲームをする人っていないよね」って言葉です。

 

せっかく周知の機会を与えられている(と言うか成立要件)んですから昼休みメシでも食いながら就業規則読んだっていいじゃねえか、と思うのですが、変な考えでしょうかね。

 

ちなみに、社労士受験生の方については就業規則を読むことはあまりお勧めしません。この話どこかでした記憶もありますが、会社によっては何年もヘタしたら十年単位で就業規則を更新せずほったらかしにしているところがあります。「うちの場合こうだった」で覚えてしまうと、改正点で間違えることがあります

 

読むときは「就業規則がいつ改定されているか」は注意して読みましょう。

 

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