というわけで明日は土用の丑です。今年は去年に比べて少しだけ値段が落ち着いていますので、ここぞとばかりスタミナ補充で奮発してウナギ買って食べてもバチは当たりません。
もともと歴史を紐解けば、以前何かで話しましたがウナギの旬は冬です。夏に売れないのでエレキテルさんが「夏バテ防止にウナギを食べよう」と広めたのが土用の丑らしいですが、あながち間違ってもいないらしく、ビタミン豊富で夏バテ防止にはいいようです。
ただ不思議なことに、だからと言って「白焼きで食べよう」という人がほとんどいないです。必ずあの甘辛いタレのかば焼きでいただきます。はっきり言ってあのタレだけでごはん食べられるんですけどね。
ということでバテたなーと思ったらうな丼とかにしてもいいと思いますよ。別に土用の丑の日に食わないと市中引き回しの刑にされるとかそんなことはないので今日でも明後日でもいつでも。
ところでウナギの稚魚シラスウナギってどこで捕っているんでしょうか。冬にかけて太平洋沿岸にやってきますのでそこで捕っているみたいですが、捕った量よりそれを養鰻業者が池に入れた量のほうが多いそうです。あとのシラスウナギはどこから来たんでしょうね、というニュース見てたら「香港産」がけっこう多いそうです。
香港ってシラスウナギ漁やってんの?と思ったら、やってません。じゃあもともとどこで捕れたんだろう。分かりません。
まあ小難しいこと考えるのは環境省とか農水省の官僚とか漁協関係者に委ねるとして、受験生の皆さんはたまにはおいしいもの食べて夏バテ防止につとめてください。食べ過ぎには注意(脳に血が回らなくなり勉強効率が落ちます)。