半分野良猫な社労士の憂鬱

半分野良ネコみたいな企業勤務社労士の資格取得体験や日々のよもやま話をしたりするブログです。

モノを知っている者の義務と悲哀

先日のこと、とある仕事上のことで同僚から「半野良さん、先方からこれこうするにはどうしたらいいか聞かれたんですが、教えてください」というお問い合わせがありました。

 

ああ、それはこれこれこういうことでこうするとこういう理屈でこうなるからこうしたほうがいいよ、と教えてあげるわけです。これはモノを知っている者の責務でもあります。

 

もちろん時と場合によっては「考えてごらん・調べてごらん」と言うのも正解なんでしょうが、それがどうもできません。性格なんでしょうかね。

 

それはそれとして「ありがとうございました」と言われて、先方に電話する同僚の姿を見てやれやれと思ったのですが、次の瞬間驚きの展開が待っていました

 

「先ほどの件ですが、社内に詳しいものがおりますの替わります。半野良さーん

 

ちょっと待て!

さっきの私の懇切丁寧なアドバイスはどこへ行ったんじゃ!

 

と、叫びそうになりました。教えた通り説明してそれでもなお質問されて困ったので替わります、ならまだ分かります。少しややこしい内容でもありましたし。しかしアドバイスを求めておきながらいきなりブン投げてくるとは思いもしませんでした

 

もちろん先様にはそんなこと匂わせもせず平静を装ってご説明申し上げるわけですが、一体何なんだろうなと。

 

やってるほうは楽なんでしょうけど、次に同じ質問された時どうするんでしょう。また私に替わるのでしょうか。私も永遠に存在するわけではないのですけど

 

私だって全知全能ではありません。むしろ人より物を知らないほうかもしれません。ただ分からないことは調べもしますし聞きもします。それも勉強だと思うんですけどね。

 

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